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 安全域の考え方

「安全域」というのは、
買うべきか売るべきかといった売買の目安となる尺度のひとつで、もっとも管理人が重視している部分です。

私がはじめてこの言葉と出会ったのは、ベンジャミン・グレアムの本「賢明なる投資家」の中でした。

「安全域」を理解するには、まず株価(P)と価値(V)の関係について理解しておく必要があります。

上場している株式会社は二つの尺度を持っています。それは、
@市場で売買されている株価(P)
A将来の業績をもとに導き出される企業価値(V)
の二つです。


株価が上昇する理由は、業績が順調に伸びているからで会社の価値が上がっているからということは理解できますね。好業績の発表などで株価が上昇するのは、会社の価値が上がってるからなんです。それは同時に株価が下がる理由でもあらわすことができます。業績悪化は価値の停滞または低下につながります。ゆえに株価も下がります。


このように株価(P)と価値(V)は切っても切れない間柄にあります。

ではここで、
「株価(P)の動きは価値(V)を軸として推移していく。」
ことをグラフであらわしてみます。



株価が価値を大幅に下回ったときに「安全域」は生まれます。
ベンジャミン・グレアムはその幅を「安全域」と呼んでいるのです。


この「安全域」を利用すれば、小難しい売買テクニックなど必要ありません。企業のおおよその価値(V)を算出し、株価(P)が価値(V)を大きく下回ったときに買い付ければいいだけの話です。

管理人が売買をする基準というのはこの安全域という概念に基づいて売買しています。

具体的には、まず3年後を見据えたおおまかな適正株価を算出します(DCF法)。その算出された数値よりも株価が3分の2以下のときにだけ買い付けていきます。


自分の投資哲学のなかでもかなりの部分を「安全域の考え方」が占めていますね。それだけ役に立つ考え方なんです^^


※安全域が生み出されるときというのは、暴落や下降相場といった市場が悲観的な相場になったときです。なぜそういった相場が生まれるのかを次のページで紹介します。



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Vol.2 基本投資哲学

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